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HRB Aug'13
以前、「権力を握る人の法則」という本の書評で、「愛されるより恐れられよ」とお伝えしました。

しかしながら7~8月のハーバード・ビジネス・レビュー(米国版)で、反論が述べられていたのでご紹介します。

その昔、「愛されるより恐れられよ」と呈したのはマキャベリです。ただしマキャベリの時代は戦乱で、恐れられるような存在にならないと、いつ欺かれるか分からないような世の中でした。

昨今では、信頼関係の下地を築く前に自分の能力や業績(強さ)を強調し過ぎると、不必要に恐れや敵対心、妬みなどの感情を招いてしまい、かえってリーダーシップを発揮しにくくなることが示されました。

51,836人のリーダーを調査したところ、最も好感度の低い20%に該当し、かつ最もリーダーシップがある20%と評される人は27人しかおらず(2,000人に1人)、このデータからも、(嫌われることを厭わずに)恐れを抱かせるだけでは、良いリーダーにはなれないことが伺い知れます。

恐さではなく、心の温かさを醸し出すことから始めることで、信頼性が高まり、素晴らしいアイデアを引き出せたり、受け入れてもらえる効用が高まります。ハーバード・ビジネス・レビューでは、温かさを醸し出すための立ち振る舞い(例えば発声であれば、友人を迎え入れる時のように高さも声量も低めで)についても言及されていました。

私もつい自己紹介で「こんなことができます!」など、時にアピールし過ぎてしまう傾向があるのですが、逆に他の人からそういうアピールを聞いても、確かに必ずしもプラスに受け止めたりしないんですよね。状況にもよるかとは思いますが、まずは信頼関係の下地作りから始めることを、より意識していけたらと思いました。
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2013.09.29 Sun l 人事 l コメント (0) トラックバック (0) l top
最近、Harvard Business Reviewのオリジナル英語版を、Kindleアプリで読み始めたのですが、そこで面白い英語の表現を見かけたのでご紹介します。

「People will respect you for addressing the elephant in the room」

この場合のaddressは住所という意味ではなく、「対処する」「取り組む」という意味の動詞です。直訳すると「人々は、あなたが部屋の中の象に対処することを尊重する」・・・なんかおかしいですよね。

さて、「elephant in the room」とは、どのような意味でしょうか?



正解は、「(誰もが認識しているが)口にしたくない問題や事実」です。部屋の中に象がいるのに、誰もあえてこれを指摘しない状態から来ているイディオムのようです。
2013.08.02 Fri l 英語 l コメント (0) トラックバック (0) l top
リッツカールトンの「タワーズグリル」へランチビュッフェに行ってきました。

こちらは前々から興味があったものの、なかなか行くチャンスがなかったのですが、とてもお得な平日プランが一休で提供されるにようになり、思い切って会社を休んで行ってみた次第です。

メインは付いておらず、前菜とデザートだけのビュッフェですが、一品一品のクォリティが高く、この場所と内容で2,500円は本当にお得だと思いました(一休のプランについては、こちらをご覧ください)。

ただし予約時間は13:30限定、1日1組程度しか予約を受け付けていないようなので、行かれる場合は早めの予約をお勧めします。
2013.07.08 Mon l グルメ l コメント (0) トラックバック (0) l top
Desert Buffet

ゴールデンウィークに椿山荘に宿泊し、ホテル内の「カフェ フォレスタ」でデザートビュッフェに行ってきました。

こちらでは5月末までの火・水曜限定でデザートビュッフェを開催しているのですが、軽食としてサンドウィッチも出るので、ランチと兼ねて行っても問題ないと思います。

さすがホテル内だけあって会場はとても落ち着いており、優雅な時間を過ごすことができました。子連れで大丈夫か心配だったのですが、奥まった静かな場所をご用意くださり、スタッフの方の対応もとても良く、安心して過ごせました。

またチャンスがあれば、ぜひ訪れてみたいと思います。ちなみにご興味のある方は、一休のプランがオススメですよ。
2013.05.01 Wed l グルメ l コメント (0) トラックバック (0) l top
新東紀

神楽坂の商店街を歩いていると、美味しそうな海南鶏飯の立て看板が。路地奥のシンガポール料理店「新東記」のものであることが分かり、ふらりと訪れてみました。

生ビールを頼むと、マーライオンのマーク入りのマグで運ばれてきて、粋な感じです。

海南鶏飯とミーゴレンをオーダーしたのですが、看板メニューの海南鶏飯はさすが美味しかったです。ご飯はジャスミン米で粒が立って良い風合いだし、鶏はぷりっぷり。3色のソースに付けるバランスを変えて、いろんな味を楽しめました。

ただ、海南鶏飯などのご飯物が目的の人にとって、テーブルチャージ300円/人は邪魔だし、かと言って売りがご飯物だと飲みが目的の人も入りづらい。どうにも中途半端なコンセプトになってしまっている感が否めないお店でした。

拙宅はご飯物が目的なので、次回は夜ではなく、ランチで訪れてみようと思います。
2013.04.29 Mon l グルメ l コメント (0) トラックバック (0) l top